おぎのや

群馬県・横川と聞いてピンとくる人は、やっぱり「峠の釜めし」です。



1958年から続くこの名物駅弁を手がけているのが「おぎのや(荻野屋)」で、かつて信越本線の要衝だった横川駅で、長めの停車時間を活かして販売されていました。

陶器の釜に入っているのも珍しくて、冷めにくく再利用もできる仕様。具材は、鶏肉・栗・椎茸・ごぼう・筍・うずらの卵などで構成されていて、素朴ながら計算されたバランスが魅力です。

いまでは駅構内だけじゃなく、高速道路のサービスエリアやドライブインでも買える定番弁当になっています。



そんな中でも注目を集めているのが「おぎのや横川店」。

店舗の外観には、人気漫画『頭文字D』に登場したことでも知られる「おぎのやの看板」が設置されていて、作品内に登場したトヨタAE86(いわゆる“パンダトレノ”)や、日産シルエイティの実車が常設されています。

看板のデザインも、原作で描かれた当時のものを復刻。ここはただの弁当屋ではなく、作品ファンの“聖地”として機能しています。



2025年4月には店内に「SAYACAFE(サヤカフェ)」も新設されて、クルマ好きをさらに惹きつけています。

テーマは女性ドリフターの下田紗弥加選手。頭文字Dの影響でドリフトに魅了された彼女をフィーチャーした空間になっていて、店内には実際の走行写真や、碓氷峠での走行動画などが流れています。

メニューにも遊び心があって、
・AE86をイメージした「パンダソフト」(バニラ×竹炭ブラックコーン)
・爽快な走りを飲み物で表現した「碓氷峠ソーダ」(鮮やかなブルー)
・シルエイティのカラーを取り入れたゼリーや限定スイーツ

など、クルマとグルメのクロスオーバーを体験できます。

グッズ販売もしていて、キーホルダーやTシャツなど、シルエイティモチーフの商品はお土産にもぴったりです。



碓氷峠は、かつて電気機関車が必須だった急勾配の難所で、今は旧道としてドライブやツーリングの目的地にもなっています。

近くには「めがね橋」や「鉄道文化むら」もあって、地域全体で鉄道とクルマの歴史を味わえる場所なんです。

アクセスは、上信越自動車道の松井田妙義ICから車で約10分。無料駐車場も完備されていて、週末には多くの観光客でにぎわいます。



釜めしという昔ながらの駅弁が、いまはクルマ文化や若者の感性と融合し、新しい形で愛されている。そんな時代の流れを体感できるのが「おぎのや横川店」です。

食べるだけじゃなく、見て・撮って・感じる体験が詰まっていて、ただのドライブインとは少し違う“寄り道したくなる場所”になってます。




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